えっ、特例免除?
ぼくは2021年末に、会社を退職しました。
そして、2022年より「フリーランス」に なりました。
その際、
- 国民年金
への加入手続きは、必ず行わなければなりません。
自分自身で。
退職後、14日以内に。
それで無事、手続きが完了した すぐあと、
- 特例免除
という制度を知りました。
また切り替えるために、年金事務所へ…笑
さて、その制度。
- 一体どのようなもので、
- だれが利用できるんでしょうか?
あるオトク情報と共に、ご紹介いたします!
目次(記事のまとめ)
国民年金には納付猶予・免除制度がある
まず国民年金には、
- 納付猶予制度
が存在します。
20歳から50歳未満の方で、本人・配偶者の前年所得(1月から6月までに申請される場合は前々年所得)が一定額以下の場合には、ご本人から申請書を提出いただき、申請後に承認されると保険料の納付が猶予されます。
引用元:国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度|日本年金機構
また、
- 免除制度
も存在します。
所得が少なく本人・世帯主・配偶者の前年所得(1月から6月までに申請される場合は前々年所得)が一定額以下の場合や失業した場合など、国民年金保険料を納めることが経済的に困難な場合は、ご本人から申請書を提出いただき、申請後に承認されると保険料の納付が免除になります。
免除される額は、全額、4分の3、半額、4分の1の4種類があります。
引用元:国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度|日本年金機構
どちらが選ばれるか?
これは「審査次第」です。
承認されない場合も あります。
ただ、条件を満たしていれば申請することで…
公式に、
- 支払い義務が生じなくなる。
ということです。
申請せず未納状態が続くと、将来的に受け取れなくなるので必須!
失業や退職で「特例免除」が受けられる
ところで、失業や退職をした場合。
国民年金への加入手続きを進めるべきですが、
- 特例免除
を受けることも可能です。
失業した場合も申請することにより、保険料の納付が免除となったり、保険料の納付が猶予となる場合があります。
引用元:国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度|日本年金機構
このメリット。
以下のようなことが挙げられます。
自分自身の負担を軽減できる
やはり退職すると、収入が激減します。
そこに、年間「十何万」もの請求が来れば…
きっと変な笑みが出ます…笑
しかも他にも、
- 国民健康保険料
- 市県民税(住民税)
などが押し寄せてきます。
とくに「昨年の所得」によって計算されたものが。
そのとき唯一、どの地域でも減らせるのが、
- 国民年金
なんです。
上記2つも、減免してくれる地域が あるようです!
保険料の一部を納付したのと同等
また、
- 猶予ではなく免除。
と なった場合。
その期間は支払わずに済むだけでなく、
- 保険料の一部を納付したのと同じ扱い。
に なります。
審査結果 | 支給額 |
全額免除 | 2分の1 |
4分の3免除 | 8分の5 |
半額免除 | 8分の6 |
4分の1免除 | 8分の7 |
審査結果によって、受取額に多少の差が あります。
申請者の所得を除外して審査される
さらに、普通の納付猶予・免除制度では、
- 本人の前年所得。
が審査基準に入っています。
1〜6月に申請する場合は前々年所得。
しかし特例免除。
こちらは、本人の前年所得を含めない。
つまり、
- 0円
として計算されます。
そのため、
- 配偶者
- 世帯主
が高所得でない限り、審査に通るわけです。
こういった点、よく作られてるよな!
書類2つの準備で申請がスムーズに
ところで申請するには、
- 年金事務所
へ向かうことに なります。
そこで2枚の書類を記入して、提出すればOK。
しかし、かなりの時間を要します。
そのため、事前に書いておくとスムーズです。
おかげで5分くらいで完了しました!
余裕が生まれたら「追納」を
さて、申請したら結果を待つのみ。
審査に「2〜3ヶ月」かかってしまうようです。
ただ、この期間の支払いは一切不要。
とにかく通知を待ちましょう!
ところで、もし承認された場合、
- 将来の年金受給額が減ってしまう。
のは明らかです。
それを満額へ近づけるために、
- 追納
を、余裕が生まれたら行いましょう。
メリットとして、
- 老齢基礎年金の額を増やせる。
- 社会保険料控除により、所得税・住民税が軽減される。
- 過去10年にまで、さかのぼって納められる。
などが ありますので。
とくにフリーランスの場合、儲かった年に一気に納めるのが良さそう!
「付加年金」で受給額がアップする!
以上、この記事の内容を3行で まとめると、
- 国民年金には納付猶予・免除制度があり、失業や退職したら「特例免除」が利用できる。
- 申請は、書類2つの準備でスムーズに。
- 追納することで、いろいろな恩恵を受けられる。
でしたが、いかがだったでしょうか?
ちなみに あまり知られていないんですが、
- 付加年金
という制度が存在します。
第1号被保険者・任意加入被保険者が定額保険料に付加保険料(月額400円)をプラスして納付すると、老齢基礎年金に付加年金が上乗せされます。
引用元:付加年金|日本年金機構
月額400円を支払うことで、
- 付加保険料の納付月数×200円。
を受け取ることが できます。
毎年プラスで。
例えば、20〜60歳で加入した場合、
- 計192,000円
の保険料を払うことに なりますが…
毎年の受け取り額は、
- 96,000円
増えることに なります。
なので「たった2年で元が取れる」わけです。
しかも、それだけでは ありません。
この支払った分も、
- 所得控除
に なります。
つまり、所得税や住民税の負担が減るので…
結果的に それ以上の早さで、元を取ることが可能です!
ただし、役所の方は教えてくれません。
こちらから切り出さないと、手続きしてくれない制度です。
あまり知られていないのは、このためかも?
あらゆる情報を、
- 知っているか知らないか?
で、生活に大きな影響を及ぼします。
常にアンテナを張って過ごしましょうね!
最後まで お読みいただき、ありがとうございました!
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