
まさかもう葬儀を執り行うことになるなんて!
先日家族が他界し、初めての喪主を務めました。
まだ20代後半なのに。
平均的には「50代」が多いそう。
だから意図せず、この分野では先輩となりました。
まだ妹がいるので良かったものの…
いろいろ厳しい場面がやってきます。
とくに「お金」の面で。
いま貯金も資産もない。
そんな状況で迎えたらカンゼンに詰みます。
約1ヶ月の中で、数百万が吹っ飛ぶので。
では、
- どのような流れで、どのくらいの金額がかかってくるのか?
について、今回ご紹介いたします!
できるだけ故人に配慮しながらも。
目次(記事のまとめ)
検案・解剖費が即かかる
まず、亡くなったことが確認された日。
もしくは数日以内に「検案・解剖費」が かかります。
約10万円です。
死因特定の容易さにも寄りますが。
また、そのまま葬儀屋さんに送られる場合…
その料金は建て替えてくれています。
そのため、そちらに伺った際に現金で支払います。
葬儀費も1週間ほどで
次に「葬儀費」などが かかってきます。
約100万円です。
こちらは葬儀5日後くらいに請求が来ます。
振込か現金手渡しにて。
もちろん額は、その規模にも寄ります。
家族葬でありながら、親戚や参列者が多かった。
そのためボクの場合は、この金額。
ほんとに身内だけなら安く済ませられる。
逆に普通の葬式ならば、1.5倍以上の覚悟が必要です。

家族葬専門かつ年齢的にもと、いろいろ値引きしてくれたのは助かりました!
位牌・仏壇費も忘れずに
次に「位牌・仏壇費」などが かかってきます。
約30万円です。
こちらは、できるだけ四十九日に間に合わせるべき。
- お寺に出向いて戒名をつけてもらう。
- そのときには菓子折りや御布施を持っていく。
- 位牌や仏壇の比較・検討をして購入する。
パッパパッパ動かないと間に合いません。
落ち込むことを忘れるくらいに。

いまだ実感ないのが逆に助かっているのかも?
お墓・土地代は新設で発生する
そして「お墓・土地代」などが かかってきます。
約80万円・約35万円です。
後者は一括で、仮予約から2週間以内に。
前者がとにかく高い。
これだけの出費をしてきたからこそ。
そのためでしょうか?
約3割を支払えば着工してくれるそう。
建設には2ヶ月ほど。
その際に残りを支払えばOKとのこと。
ちなみにトカイナカで この金額です。
地方・都会で大きく前後します。
各種税金が追い打ちをかける
さて、ここでムカつきながらも仕方ないのが1件。
それは各種税金です。
固定資産税や自動車税など。
故人に代わって支払わなければなりません。
もっともツラいのが「住民税」です。
会社員は天引きによる特別徴収。
それが普通徴収に変わって、支払通知書が届くように。
これは前年所得に「約10%」をかけたものです。
現役サラリーマンであったのならば詰みます。

お悔やみ申し上げますが納税は義務です、という言葉は一生 見たくも聞きたくもない…汗
対象ならば受け取れる給付金たち
ただその後、受け取れるものもあります。
- 死亡退職金:故人の勤務先から支給される退職金。
- 弔慰金:故人の勤務先から支給される福利厚生のような金銭。
- 遺族年金:国民年金ならば遺族基礎年金、厚生年金ならば遺族厚生年金として、故人によって生計を維持されていた遺族に支給される年金。
- 埋葬料・葬祭費:故人が加入していた健康保険から、埋葬や葬儀の補助として支給される給付金。
- 生命保険金:故人が加入していた生命保険の受取人として指定されている遺族が受け取れる保険金。
ほかにも細かく存在し、企業型DC(iDeCo)も対象です。
ただし現役会社員であり、子どもも独立している。
そもそも保険に加入していない。
そうなると、どんどん除外されていきます。

国からは少ないものの、iDeCo は少なくともあるのでペイできて感謝!
自身と子どものために資産形成を!
以上、この記事の内容を3行で まとめると、
- 家族が亡くなった際、検案・解剖費、葬儀費、位牌・仏壇費、お墓・土地代などで総額200万円を超える高額な費用が短期間で発生し、さらに各種税金の支払いも必要となる。
- 国で定められた期限や四十九日があるので、落ち込んでいる暇もない。
- 状況によっては、死亡退職金、弔慰金、遺族年金、埋葬料・葬祭費、生命保険金などの受け取れる金銭もある。
でしたが、いかがだったでしょうか?
のちに受け取れると言っても…
申請から受け取れるまで約2ヶ月ほど。
ゆいいつ生命保険金は数日後のようです。
だからこそ、この保険だけは子のために必須。
自身の老後ためにも「iDeCo」は推奨。
逆に、このような突然のことがあり得てしまう。
なので貯金や資産形成は、だれでも必須。
とくに不安定なフリーランスこそ。
そんな学びを得られる機会でもありました。
もう人生でない経験だと信じています。
ただ、多くの人の役には立つはず。
そう思って更新しました。
どうか頭の片隅にでも常にあれば嬉しいです!

最後まで お読みいただき、ありがとうございました!
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