
将来のためにと備えておいて良かった!
先日、以下の記事を執筆しました。
調べてみると平均よりは抑えられたものの…
この1ヶ月ほどで、約250万円が手元から離れていきます。
しかも、この間に入ってきたのは「御香典」のみ。
ようやく手続きが始まったくらいです。
自身の忙しさ、かつ会社側の手続きもあるので。
でも、生活費も含めて用意しなきゃいけない。
なかなかハードです。
もちろん貯金があれば大丈夫ですが…
それが無ければ、いろいろな選択肢を知っておかないと。
では通常であれば、どのくらいの費用がかかるのか?
どのように資金を集めればいいのか?
そういった点について、今回ご紹介いたします!
目次(記事のまとめ)
葬儀・納骨費用のリアルな相場
まず、人が亡くなってから納骨まで。
おもに葬儀費用・戒名料・お墓代が かかります。
葬儀費用は約130万円
最新の調査によると、葬儀費用の平均は110.7万円。
これに、御布施:22.4万円を加えると…
総額は「約133.1万円」が目安です。
ただコロナ禍で小規模化が進み、その形式も多様化しています。
例えば、
- 家族葬(平均:67.32万円)
- 1日葬(平均:52.78万円)
など、費用を抑える選択肢も増えています。
すると、100万円もかからず執り行えます。
ちなみに参列者から受け取れる御香典の合計。
そちらは平均:47.2万円です。
戒名料の目安は30万円
戒名とは、仏様の世界での新しい名前のこと。
この世界でいう赤ちゃんと同じ状況。
うまく導いてもらうために必須です。
こちらは御布施として支払います。
目安は30万円前後。
ただ、地域や宗派により10~100万円と幅広いです。

ぼくは地方の曹洞宗により「15万円」でした!
お墓代は約150万円
お墓は歴代のものがある。
かつ、そこに入る余地があれば不要です。
新設する際に必要となります。
一般墓の平均は149.5万円。
その内訳は、永代使用料:47.2万円・墓石費用:97.4万円。
近年は、
- 納骨堂(平均:80.3万円)
- 樹木葬(平均:63.7万円)
- 散骨(10~20万円)
など、費用を抑えた選択肢も人気のようです。
ただ、親戚や職場の人が訪れることも。
だからこそ、一般墓のほうが無難でしょう。
必ず3ケタには達する
ほかにも位牌や仏壇、四十九日法要、納骨式など。
数万円単位で発生するものもあります。
つまり合計すると、約350万円前後となります。
もし家族葬や1日葬を、納骨堂や樹木葬を選んだ場合でも…
やはり100万円は超えてしまうでしょう。
むしろ故人のためにも、かけてあげるくらいですし。
また小規模化するほど、受け取れる香典も減ります。
結局、多額であることに違いありません。
資金調達としての選択肢
ところで、葬儀費用は1週間ほど。
現金一括払いを求められることが多いです。
それまでに用意しなければなりません。
もちろん御香典では足りない。
そこで、資金調達の選択肢は以下となります。
- 故人の預貯金仮払い制度:故人の口座は凍結されますが、相続人であれば最大150万円まで仮払いを受けられます。
- カードローン:最短即日融資が可能なので急な出費の「つなぎ資金」として便利ですが、金利は年18%ほどと高め。
- 株式担保ローン:有価証券を担保に低金利(年4%ほど)で借りられますが、株価下落で追加担保や強制売却のリスクがあり、緊急時の生活費には慎重な検討が必要です。
もし個人事業主であれば…
小規模企業共済の「貸付制度」も活用できます。
どれを用いるにしても契約していない。
そもそも知らないと詰みます。
だからこそ片隅にでも置いておくべき。
また、お墓代のみ約3割の支払いで。
でき上がり時に完済でもOK。
さらに、キャッシュレス決済に対応している店舗もあります。

たとえツラくても、頭を使って食いつなぐしか!
株式投資で将来に備える
突然こういったことが起こる世の中。
ある程度は預貯金として確保すべきです。
よく言われるのは、生活費の3〜6ヶ月分。
すると現金のみで耐えられるかもしれません。
ただ僕のように、毎月の支出が少ない。
だからこそ預貯金も少なかった。
すると、前述のような選択肢を取るしかありません。
でも、余計な金利は払いたくないはず。
ならば「株担保ローン」が有効です。
カードローンなどと比較しても…
圧倒的に金利が低く設定されているので。
そのためにも株式投資が必須。
また、事前にローン審査を受けて契約しておきましょう。
約100万円あれば受かる可能性が高い。
最低貸付額が30万円なら、その倍の60万円で承認の余地あるので。
幸せよりも選択肢を増やせる
以上、この記事の内容を3行で まとめると、
- 人が亡くなってから納骨までには100万円を超える費用がかかり、葬儀後すぐに現金での支払いが求められる。
- 急な出費には預貯金仮払い制度や各種ローンが有効だが金利に注意し、つなぎ資金として活用することが重要である。
- 不測の事態に備えるためには、まず生活費の3~6ヶ月分の緊急予備資金を確保して「株式投資」による長期的な資産形成も検討すべき。
でしたが、いかがだったでしょうか?
ぼくは預貯金と株担保ローンを活用しました。
とくに「SBI証券」の、
- 日証金証券担保ローン(コムストックローン・SBI証券)
を選んでいます。
ふだんの投資で利用しているのが そこだったので。
ただ、ついに「楽天証券」でも始まったようです。
楽天銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:永井 啓之、以下「楽天銀行」)と、 楽天証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:楠 雄治、以下「楽天証券」)は、2025年6月22日(日)7時(予定)より、両社のお客さま向けに、楽天証券に保有する国内株式を担保として、楽天銀行で資金の借入れが可能となる「楽天銀行 証券担保ローン」の取扱いを開始することをお知らせします。
楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス「マネーブリッジ」を設定し、証券担保ローンを契約することで、保有する国内株式を売却することなく、1万円から資金の借入れが可能です。
引用元:楽天銀行と楽天証券、「楽天銀行 証券担保ローン」の取扱いを開始 | 2025年 | プレスリリース | 楽天銀行
後出しなので条件がいい。
金利も最低金額も低めに設定されています。
このように抜け穴ではないですが…
知っていれば解決できることも多い世の中です。
逆に、知らないと損したり苦しい思いをする。
だからこそ義務教育ではなかった、とくに「お金」について学ぶべき。
幸せは買えなくても選択肢を増やせる。
コツコツやり繰りからの投資して…
どんなときも諦めず過ごしていきましょうね!

最後まで お読みいただき、ありがとうございました!
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