
やはり最大のリスクは資金面だよな…
この働き方は、ものによっては時間や場所に縛られません。
その上、自分のスキルを活かせる魅力的な選択肢です。
だれしも憧れを抱くかもしれません。
しかし その自由と引き換えに、
- 会社員のような安定した給与や福利厚生、組織的なサポート。
は一切ありません。
収入管理から税金・社会保険・将来の備えまで…
すべてが自己責任となります。
この問題と どう向き合うか、が成功の鍵です。
もし今、フリーランスになりたいと思っている。
もしくは なりたての方。
- なぜ「お金の知識」が会社員以上に重要なのか?
- この不安定な時代を乗り切るための資金管理と資産分散の考え方とは?
これらを押さえておくべきです。
さっそく解説に移ってまいります!
目次(記事のまとめ)
金融リテラシーが必須な理由
まず、お金の知識が会社員以上に必要な理由。
それは、
- フリーランス特有の経済的な不安定さ。
- それを支える制度的サポートの欠如。
が主な要因です。
収入の不安定さへの備え
会社員であれば収入は毎月固定。
強いて言えば、残業代で上振れるくらいです。
しかしフリーランスは変動します。
基本給のようなものが無いので。
さらに、もし仕事が途切れてしまう。
そんなことがあれば、収入ゼロのリスクもあります。
この波に対応するために…
生活防衛資金(緊急時の備え)を確保しましょう。
会社員ならば生活費の3~6ヶ月分が目安と言われています。
しかしフリーランスには失業保険などがありません。
そのため6ヶ月以上、不安ならば1年分が推奨されます。

人によっては、毎月の支出を把握することからスタートかも?
また、事業用と個人用の口座を分けること。
収支を把握しやすく、のちの確定申告でも有利になるので。
税金・社会保険は自己管理に
よく耳にするであろう、給与天引きや源泉徴収という言葉。
サラリーマンの場合、会社が代わりに税金を納めてくれます。
しかしフリーランスの場合、
- 所得税・住民税などの確定申告や納税。
- 国民健康保険・国民年金保険料の全額自己負担と手続き。
などを自分で行う必要があります。
労使折半として会社が半額負担してくれることも…
傷病手当金のような保障もありません。
むしろコレが正しい形。
じつは給与天引きを「特別徴収」とも言います。
自分が手続きするほうを普通徴収と呼ぶ。
節税により調整できる後者でありましょう。
退職金なしで老後資金対策を
このご時世で増えてきた、一部の会社員と同様に退職金が。
そして普通に厚生年金がありません。
フリーランスには。
国民年金だけじゃ老後は暮らせないでしょう。
そのため、
- 小規模企業共済や国民年金基金、iDeCo。
といった税制優遇制度を活用すべき。
みずから老後資金を準備する必要があります。
これらの負担増を考慮すると…
会社員同等の手取りを得るには、1.5倍ほどの収入が必要とも言われます。
もちろん個人の生活費次第ですが。
また、その手続きも自分で行います。
最近はネットで完結することも増えてきましたが…
やはり現地に出向いて役所じゃないと不可なことも。
その分、いま節税メリットを享受できます。
しなきゃいけない程です。
日本円だけの資産リスク
さて、生活防衛資金について挙げました。
老後対策にも触れています。
ただ、そもそも「日本円」だけで資産を持つこと。
これには相当のリスクがあります。
- インフレ:物価上昇により円の購買力が低下し、資産価値が実質的に目減りする。
- 円安:円の価値が下がり、輸入品(事業コストや生活費など)が高くなったり国際的な購買力が低下する。
- 国内経済への集中:資産を日本経済に集中させることで、日本の経済停滞や構造変化の影響を直接受けたり海外の成長機会を逃す。
とくに公的保障が手薄なので、これらのリスクは より深刻です。
円預金=安全という考え方。
もはや通用しない可能性があります。
こんなご時世だから感じているでしょう。
数年前はアメリカへの投資が推奨されていた。
今では それですら危うい状況に。
数十年後の老後なんて、誰も分かるはずがありません。
リスク分散させる投資対象
その対処法として「資産分散」が有効です。
たった1つの種類や地域に集中させない。
値動きの異なる複数の資産に分けて投資する。
これでリスクを抑えて、安定的な資産形成を目指します。
おもな投資対象としては以下の通り。
- 金(ゴールド)
- 国内・海外株式
- 投資信託・ETF
- 米ドルなどの外貨
- 暗号資産(仮想通貨)
フリーランスという性質上…
やはり安定性と成長性の両方が欠かせません。
低コストで世界中に分散投資できる投資信託・ETF。
ここを中心に据えるのが現実的でしょう。
新NISAなど有利な制度もあることですし。
オルカン・デジタルゴールドが鍵か?
以上、この記事の内容を3行で まとめると、
- フリーランスは会社員より収入が不安定で公的保障も手薄なため、お金の知識と計画的な資金管理が必要不可欠。
- 生活防衛資金の確保を最優先し、税金・社会保険を理解した上で老後資金準備も必須。
- インフレや円安リスクに備え、日本円だけでなく投資信託・ETFなどを中心に資産分散して長期的な安定を目指すべし。
でしたが、いかがだったでしょうか?
ちなみに僕は、S&P500よりもオルカン派。
その理由は前述のとおり、今後もアメリカ一強とは限らないから。
どちらにせよ大部分を占めています。
その上、世界中に分散できる。
投資割合は自動的に選別してくれる。
ここだけでもイイのでは?
ただ、上振れリスクが少ないです。
そのため、ビットコインなどの暗号資産も組み込ましょう。
いまや「デジタルゴールド」と呼ばれています。
金同様に国境なき資産。
有事の際に跳ね上がったり役立つでしょう。
このように、お金に関しては学びが尽きません。
止めてもならないのです。
フリーランスとしての活動を守る。
将来を豊かにする。
そのための「投資」とも捉えられるでしょう。
今日からできる1歩を踏み出して…
自由と安定、上振れというリスクを手に入れましょう!
>【S&P500】を勧める投資系インフルエンサーが、いま盛り上がる「暗号資産を買え」とは言わない理由を大暴露。ヒントはカレー理論です!https://t.co/76XMW14YK2
— とみぃ|暗号資産 × 政治情報サポーター (@Tommy_irugi) January 5, 2025
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