なぜか今の生活は苦しく感じる！
フリーランスは後ろ盾がない。
会社という。
だからこそ防衛力を高めてきました。
将来への不安から過剰とも取れるくらいに。
節税対策で資金を作る。
それを暗号資産や日本株に投じる。
この数年、そうやって積み上げてきた資産。
たしかに右肩上がりかもしれません。
でも、ふと気づいたんです。
あれ、このお金いつ使うんだっけ？
つい今を犠牲にしがち。
できるだけ資産を傷つけずに…
使う力を取り戻すための新しい投資戦略。
この件について、今回ご紹介いたします！
目次（記事のまとめ）
2022年時点で予期していた円安対策にも！
資産リッチ・キャッシュプアの落とし穴
決まった日に振り込まれる給料がない。
有給休暇もない。
来月の収入がゼロになるかもしれない。
そんな恐怖と常に隣り合わせです。
仕事にもよりますが。
だからこそ、手元資金を使うことに痛みを感じがち。
そんな中から絞り出して投資する。
しかし増えるのは「評価額」だけ。
株や暗号資産チャートを見てニヤニヤしても…
それは今日の夕飯を豪華にはしてくれません。
また、どれだけ貯めても強迫観念が消えません。
ベストセラーとして、
- DIE WITH ZERO（ダイ・ウィズ・ゼロ）
という本があります。
その中で、若いうちに「経験」にお金を使うべきだと説いています。
ただ、退職金も厚生年金もないフリーランス。
元本を取り崩す、ゼロで死ぬ生き方はリスクが高いでしょう。
この矛盾が苦しめる要因です。
そこで提案したいのが、
- 元本は鉄壁の守り、配当金や株主優待は完全消費。
というハイブリッドな生き方です。
自分だけの「福利厚生」を作る
私たちの生活に足りないもの。
それは安心して使える「あぶく銭」です。
労働対価として得た お金は使いにくい。
ならば、資産が勝手に稼いでくれたもの。
心理的な痛みを感じずに使えます。
この罪悪感なき消費をシステム化する。
そのために最強のツールが、
- 高配当株（配当金）・株主優待
となります。
食のインフラを整える
きっと外での作業や打ち合わせも多いはず。
カフェ代や外食費はバカになりません。
これを優待でカバーすることで…
街全体を「無料のオフィス兼食堂」に変えてしまいましょう。
例えば、日本マクドナルドHD（2702）。
最強のカードです。
バーガー・サイド・ドリンクの引換券があれば…
インフレで値上げが続いても関係ありません。
期間ごとの高単価バーガー。
これも優待なら気兼ねなく注文できます。
注意点として最近、１年以上の継続保有が条件になりました。
早めに仕込んで気長に待つのが正解です。
また、コメダホールディングス（3543）。
PC作業の聖地です。
プリペイド式：KOMECA にチャージされる優待マネー。
これはコーヒー代だけでなく…
ボリューム満点のカツパンやシロノワールにも使えます。
電源とWi-Fiを借りて、実質無料で仕事場を確保可能です。
休息を強制するために
ところで、フリーランスには有給がありません。
そのため休むことを「損失」と捉えがち。
しかし期限付きのレジャー優待があれば…
使い切らなきゃ損という心理が働きます。
結果、強制的に休む理由ができます。
例えば、東急（9005）などの映画優待。
映画館にいる２時間はスマホ通知から解放される。
そんな貴重なデジタルデトックス時間です。
ポップコーン片手に最新作を観る。
そんな余白こそが、次のアイデアを生む源泉になるでしょう。
日用品で生活の満足度を上げる
一見地味ではありますが…
トイレットペーパーや洗剤など。
生きていくためのコストを優待で賄う。
すると、生活の満足度は劇的に上がります。
例えば、イオン（8267）。
生活圏にイオンがあるなら必須です。
日々の買い物が還元対象になるオーナーズカード。
これは、まさに生活防衛の盾。
ラウンジで一息つけるのも、ちょっとした優越感です。
交際費口座という考え方
もちろん自分自身を楽しませる。
そんな使い方が有効的。
しかし、周りの人のためにも使いたい。
そんな思いを実現するのにも…
優待ほど適したツールはありません。
現金で高級肉を買って実家に送る。
これには少し勇気がいるでしょう。
カタログギフトで選んで送る。
それなら財布は痛みません。
これ、株主優待でタダだったから！
そう伝えて、友人に食事券を渡すのもスマートです。
例えば、KDDI（9433）。
2025年から制度が変わり、
- カタログギフト ⇨ Pontaポイント・関連サービス特典との選択制。
になりました。
一見改悪にも見えます。
しかし前者は、au PAY マーケットにて価値が「1.5倍」になります。
条件ありですが。
これを使って、高級フルーツや贈り物を選ぶ。
現代的なハックです。
また、芙蓉総合リース（8424）など。
リース系は高配当。
かつ、長期保有でカタログギフトや図書カードがもらえる銘柄が多いです。
そのため安定したインカム源になります。
資産を循環させるフェーズへ
以上、この記事の内容を３行で まとめると、
- 将来不安で資産を使えない「資産リッチ・キャッシュプア」から脱却するため、元本は守りつつ配当と優待だけは罪悪感なく使い切る。
- 自分だけのベーシックインカムと福利厚生システムを構築して生活の質を高める。
- 資産を傷つけずに周りへ還元することで、貯め込むだけの人生から「今」を豊かに楽しむ生活へシフトすること。
でしたが、いかがだったでしょうか？
不安定な道を歩む私たち。
まず守りに お金を使うのは正しい生存本能です。
しかし、ある程度の防壁（資産）ができたら…
そこから溢れ出る水（配当・優待）を使うこと。
乾いたノドを潤すべきです。
- 元本には手を付けず、配当金と株主優待は１円も残らず使い切る。
このルールを意識すると人生の景色は変わります。
優待券で食べるランチ。
それは単なる食事ではありません。
自分の資本が稼いでくれた「ご馳走」です。
労働だけでは得られない真の自由の味。
さあ、ポストに届く封筒を開いて…
これまでとは違う経験を味わいましょう！
本記事は特定の銘柄を推奨するものではありません。投資はご自身の判断で行ってください。とくに優待制度は変更・廃止されることがあるため、最新のIR情報を必ず確認しましょう。
最後まで お読みいただき、ありがとうございました！
つぎに繋がる記事はコチラ！
フリーランスの強い味方！
通帳や資産の数字は増えているのに…