
それが1億円に膨れ上がったなんて!
世間を騒がせたもの。
その額に変化が起きたようです。
ゆとりある老後には1億円が必要だと。
衝撃的なニュースです。
もしかしたら絶望したかもしれません。
とくに20, 30代にとって はるか彼方の話。
しかし、スーパーに行けば食料品の値上げを肌で感じる今…
デフレ ⇨ インフレ転換は無視できない現実です。
収入が不安点なフリーランス。
より意識しなければならない課題となります。
では具体的に、どう動けばいいのか?
結論から言えば、
- 正しく恐れて、今すぐ小さな種まきをすれば大丈夫。
ということを解説いたします!
目次(記事のまとめ)
1億円という数字のカラクリ
まず、この1億円という数字。
踊らされないことが大切です。
なぜ、これほど金額が跳ね上がったのか?
背景には2つの理由があります。
お金の価値が下がるインフレ時代
これまでの日本は、長い間デフレ(モノの値段が下がる)状態でした。
しかし現在は「インフレ」の時代に突入しています。
例えば、100円で買えるリンゴがある。
毎年2%ずつ値上がりし続けたら どうなるか?
30年後には約180円も出さないと買えなくなります。
つまり、
- 銀行に1億円を預けてあっても、将来は半分程度の価値しか持たないかもしれない。
ということ。
これが見かけ上の必要金額が増えている大きな理由です。
ゆとりある生活の基準が高い
実はこの試算。
- 夫婦2人で海外旅行に行くなど趣味を楽しみ、老人ホームも上級ランクである。
このようなリッチな生活水準を維持すること。
かつ長生きした場合を想定しています。
ここで大切なのは「個人差」です。
自分が将来どんな暮らしをしたいのか?
それによって必要な額は変わります。
5,000万円かもしれない。
3,000万円かもしれません。
みなが1億円も必要というわけではない。
冷静に分析すると物ごとが見えてきます。
個人事業主が直面するリスク
私たちフリーランス。
会社員と違って以下の「守り」がありません。
- 厚生年金がない:国民年金だけでは老後の受給額は会社員の半分以下になることも。
- 退職金がない:自分で用意しなければ引退時のまとまったお金はゼロ。
- 収入の波がある:病気やケガで働けなくなった瞬間、収入が止まるリスクがある。
しかし特有の武器もあります。
それは、
- 稼ぐ力を青天井に伸ばせること。
- 経費や制度をかしこく使って「手取り」を最大化できること。
で、さらに若いほど「時間」という最大の武器があります。
今から対策を始めれば…
月々少額の積立でも、時間を味方に大きな安心を作れるでしょう。
ちなみに近未来の心配は、以下で払拭できるかもしれません。
守りを固める盾と武器
では、長期目線では どうすればいいのか?
銀行に貯金する。
それではインフレで、お金の価値が目減りしてしまいます。
そこで推奨したいのが以下2つのアクションです。
お金に働いてもらう株式投資
投資=ギャンブル。
そんな考えは捨ててください。
長期的な資産形成における株式投資。
それは、世界の経済成長に乗っかる真っ当な選択肢です。
世界中の企業はモノの値段が上がる。
つまりインフレになれば…
商品の価格を上げて利益を出そうとします。
その結果、株価も上がります。
株式を持つことでインフレ対策になり得るんです。
- NISA(少額投資非課税制度):利益に税金がかからない神制度。
- iDeCo(個人型確定拠出年金):掛金が全額所得控除になりながら老後資金を作れる制度。
これらを活用し、分散型の投資信託を積み立てましょう。
月5,000円でも1万円でもいいです。
個人的には「全世界株式オルカン」が お気に入り。
若いうちから始めれば…
複利効果によって、雪だるま式に資産が増える可能性が高まります。
利子が利子を生むという。
フリーランスの特権を活かすべし
さて、フリーランスなら加入すべきもの。
それは国の機関が運営する「小規模企業共済」です。
- 自分退職金が作れる:積み立てたお金は廃業時や老後に受け取れる。
- 最強の節税効果:掛金が全額所得控除になるので貯金しながら、その年の税金(所得税・住民税)を安くできる。
- 貸付制度:事業資金が急に必要になった時、積み立てた範囲内で低金利でお金を借りられる。
掛金は月1,000円から最大7万円まで。
いまが不安定。
だからこそ最少額でも始めること。
余裕ができたら増額を。
これは単なる貯金以上の「経営者の守り刀」です。
完璧を目指さなくていい
もちろん、ある程度の勉強が必要です。
投資や制度などについて。
しかし本当の目的は、億万長者になることではありません。
将来の漠然とした不安を消すこと。
いまの仕事に集中するためです。
毎月少しずつでも対策しているという事実。
これはメンタルを驚くほど安定させてくれます。
完璧主義になる必要はありません。
たしかに最初の手続きは面倒です。
単純な事務作業が続くと投げ出したくなる時があるように。
ただ一度「仕組み」を作ってしまえば…
あとは自動的に進んでいきます。
未来の自分への仕送りを始めよう!
以上、この記事の内容を3行で まとめると、
- 老後1億円というニュースの正体はインフレで お金の価値が下がるからだが、自分に必要な生活費を見極めれば過度に恐れる必要はない。
- フリーランスは「働けないと収入ゼロ」になるリスクが高いため、まずは月1,000円からでも小規模企業共済で節税しつつ守りを固める。
- 新NISAやiDeCoで世界株に少額投資を続ければ、インフレに負けない資産が作れる。
でしたが、いかがだったでしょうか?
突然ニュースで流れた1億円という数字。
まったく怯える必要はありません。
個人差があるので。
しかし対策が必須であることに変わりなし。
大切なのは以下の3ステップです。
- 現金のままでは目減りするというインフレの事実を知る。
- 自分のライフスタイルに合った目標額をイメージする。
- 小規模企業共済やNISAなどの制度で小さくても「仕組み」を作る。
たった数千円からのスタート。
それでも数十年後の自分への大きな仕送りになります。
まずは、資料請求や証券口座の開設から始めてみませんか?
そんな小さな1歩。
フリーランスとしての自由と安心を支える土台になるはずです。

最後まで お読みいただき、ありがとうございました!
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え、数年前は老後2,000万円問題だったはず…